エコキュートかガス給湯器か

お金

 近年、再エネ賦課金が上昇傾向にあり、再エネ賦課金と電気代、さらに太陽光パネルの下落を考慮すると、意外と短期間で償却できるのでは?と思っている。近々計算しよう。

 さて、ガスの最も大きな消費行動は煮炊きと風呂であり、つまり水を加熱することが多くを占めるといわれている。確かに、生活を振りかえると焼くというのは少ないような気がする。お湯を沸かしたり、煮たり、風呂に入ったり・・・・。この光熱費を削減する方法で近年は太陽パネルで生じた余剰電力で熱湯にしておこうという発想でエコキュートが流行っている。

 2024年現在でエコキュートの設備投資が4人家庭用でおよそ80万円で設備寿命は15年程度。畜電池がテスラ製など安価なもので10kWで120万円程度、設備寿命は10~15年程度。一方、ガス給湯器ならおよそ20万円程度で設備寿命は15年。設備寿命は同じように見えるが、住宅設備業者によるとエコキュートは、ほぼ15年で必ず設備に不具合が生じ更新する必要があるらしいが、ガス給湯器の場合は15年以上持つケースがザラにあるらしい。

 確かにエコキュートは、加熱方式にも依るがヒートポンプ式なら高圧環境下で動作させる摺動部品があるので故障しやすいだろう。給湯器ならバーナーの調整弁くらいなもので負荷は軽そうだ。設備の単純さが寿命の長短に影響していると思う。また更新する際にもエコキュートは配線、場合によっては配管も更新する必要があるが、ガス給湯器なら年式が新しければ場合によっては劣化によって配管は更新するだろうが、リモコンの電気配線はそのまま転用できるのだとか。このあたりが長い年月を経て設備が成熟している方式との違いかもしれない。

 ガスの単価にもよるが我が家の場合は上述の設備寿命を考慮すると給湯器&コンロを使用したほうがコストを抑えることができそう。

 2025年にはリチウム電池が下落する予想があり、パネル価格も中国の過剰供給によってさらに下落するので、太陽光+蓄電池が良さそうに見える。25年~30年の動向に注目しよう。

 電力が自立できるようになり、LPガスと組み合わせると光熱は自立が可能になりコストから解放される・・・はず。

コメント

タイトルとURLをコピーしました